親を高みから見下ろして複雑性PTSDから回復する

 

こんにちは。

 

複雑性PTSD相談室

Yoshie’s cafeの加納由絵です。

 

 

昨夜は、信田さよ子さんの

講演会に参加してきました。

 

参加といっても

この頃は

ずっとオンラインですね。

 

今回の講演は

アダルトチルドレンの

グループカウンセリングについて。

 

私自身も

当事者茶話会の運営者なので

 

いろいろ

共感することがありました。

 

 

まず、自助グループについて

お話しすると

 

当事者会(自助グループ)は

大きく分けると2種類あります。

 

ひとつは、セルフヘルプグループ

 

当事者同士が集まって行っている

自助グループです。

 

長所:当事者同士の安心感がある

短所:当事者しかいないので暴走しても制御できない

 

もうひとつは、サポートグループ

 

これは、専門家が舵取りをしている

自助グループです。

 

長所:専門性があり安全が担保されている

短所:治療的側面がある(短所?)

 

 

信田さんは、当然

専門家なので

 

場の安全や信頼は完璧でしょう。

(私は参加したことないので、想像ですが)

 

 

一般に自助グループで

傷付いた経験のある方は

サポートグループではなく

セルフヘルプグループの場合が多いのが特徴です。

 

 

自己処理の済んでいない

傷を抱えた人同士の集団なのだから

 

そこがトラウマ関連の会なら

当然、フラッシュバックも起きるし

お互いの傷への刺激や干渉が起きても

ある意味自然なことでしょう。

 

支配をかけることに安心を求める人

自己卑下することに安心を作ろうとする人

 

ゴチャゴチャのやみ鍋状態なのですから

危険は、当然あると思います。

 

 

私なら、行かないかな。

 

セルフヘルプグループには。

 

イラつくだけだと思うので(私なら、ね)

 

セルフヘルプの方、ごめんなさいね。

 

 

で、昨日の講演の中で

今回、このブログの読者の皆様に

シェアしたいと感じたことは

 

複雑性PTSDから回復したいのなら

親の生育歴を

徹底的に調査・研究しましょう!

ということです。

 

 

親が、なぜ

あなたがいうところの「毒親」になったのか?

 

(私も信田さんも毒親って単語、大嫌いですが)

 

 

 

生まれた時から

人でなしだったわけではないのです。

 

どこかで、何かのタイミングで

人でなしになったというのが現実。

 

それが、子供時代の虐待経験か

結婚してからのDV被害か

周囲からのハラスメント被害か

 

それは、調べてみなければわかりません。

 

 

毒親というのは

環境が作り出す亡霊です。

 

 

そして、不運にも

ハズレな親ガチャ引いてしまったのが

あなたの人生です。

 

 

人間、残念ながら

自分の出生は操作できませんから

その場で生きるしかないのです。

 

ある時期までは。

 

毒親の元で育った人が

全員、複雑性PTSDになるか?

というと、答えはNOです。

 

 

なぜなら、子どもは

親が育てるものではなく

環境が育てるものだから

です。

 

 

 

あなたが、もし

自分のことを「毒親」だと

思っているのなら

 

あなたの状態を作る

過去の歴史があったということ。

 

ハズレの親ガチャ引いた子に

人生すべての責任取れ!って

それは、絶対無理な話です。

 

毒親は、誰も助けてくれなかった

辛く苦しい人生を

延々と生きてきた結果生まれる

悲しい社会が作り出した亡霊です。

 

あなただって

なりたくて毒親してるわけじゃないでしょ?

 

あなたは、誰にも理解されなかったし

助けてもらえなかったし

 

まして、誰も

あなたの状態が

複雑性PTSDというトラウマ症状で

 

それは

あなたの人格ではないし

親のDNAとは無関係だし

 

あなた自身は

とても大切に育てられて

当然の人だったのに

 

周りの大人たちが

余裕がなさすぎて(自分のことで精一杯で)

そのトラウマ反応(怒りの気持ち)を

 

バンバンと

あなたに向けてぶつけてきていた。

 

八つ当たりされ続けていた。

 

それが、本当の意味の「虐待」です。

 

 

 

複雑性PTSDから回復するためには

親(加害者)がなぜ生まれたのか

それをドローンのように俯瞰して

 

高いところから見下ろしながら

その歴史や全体像を把握する必要があります。

 

 

こうした、客観的な状況判断のことを

心理の言葉では「メタ」と言います。

 

 

「メタ認知」というのは

自分が出来事を

どのように受け取って

どのような意味として感じているか

その状態についての自覚のこと。

 

それと同じように

なぜ毒親が生まれたのかについて

メタ的な視点を持って

 

きちんと歴史を把握して

現在の自分の状況(歴史)まで

正確に落とし込みをすること。

 

これが、とても大切なことです。

 

 

親を恨んでいる暇があったら

一刻も早く

加害者研究(親の生育歴研究)を

スタートしてください。

 

親が死んでからでは

手遅れになります。

 

永遠に謎のまま

あなたは、亡霊に怯えながら

生きることになります。

 

 

では、すでに

親が死んでしまっていたり

認知症で過去の記憶を

振り返るのが不可能な場合は

もう手遅れなのか?

 

 

というと

そんなことはありません。

 

 

トラウマからの回復のための

心理療法と治療

そして、何より大切なことは

 

安心・安全な居場所を確保すること。

 

トラウマは、それだけで

十分に治すことができるのです。

 

 

自分の歴史

家族の歴史を

メタ的視点から

正確に客観的に把握すること。

 

それが、回復のための第一歩になります。

 

意識してみてくださいね。

 

 

 

 

トラウマについて

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